渡り鳥
「北の国から、ヒヨドリが渡って来ました。キィーキィーッとせわしなく、食欲旺盛な鳥です。
冬将軍の優しさを感じますね。降っては溶け、降っては溶けを繰り返し、厳しい冬への心の
準備と覚悟を与えてくれる。
昼過ぎから、赤い帽子にバンザイをした雪だるまのマーク (天気予報)。
乾いた雪が降り続きます。もう準備万端ですね?」 ――浮舟
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
下着だけ身につけて外に出るように、身構えずに行き当たりばったりで迎える冬のほうが、本当は
好きなんですがね。でも美瑛の冬は厳しすぎてそうも言ってはいられません。
準備万端とはいきませんが、まあそのほうが思わぬハプニングがあったり驚いたりして、長い冬を
満喫出来そうです。
*
ヒヨドリもたまに見かけますが、なんといっても毎日けたたましい鳴き声で訪れるのはカケスです。
アカゲラも毎日、山荘の木の外壁に穴を開けにやってきます。外壁が穴だらけになるのはもう時間の
問題のようです。
キタキツネの鳴き声をご存知ですか? 先日、“モモ” の鳴いているのを聞きました。まるで高熱で
うなされて、弱って瀕死の人間の赤ちゃんのような、か細い、弱々しい鳴き声でしたよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「モモがオギャァ・オギャァ・・と鳴くのどすか?
きっと、恋する相手を呼んでいるにちがいないとおへんか?」 ――末摘花
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
“ オギャァ! オギャァ! ” ではなくて、
“ ウヒャー ・・、ウヒャー ・・ ” って感じです。



コメントはまだありません。